徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

病気の治療

medical treatment

脳神経外科の病気:多形性黄色星状膠細胞腫

小児や若い人の脳の表面にできる良性腫瘍

多形性黄色星状膠細胞腫Pleomorphic xantho astrocytoma は、WHO Grade IIの良性びまん性星細胞腫で小児や成人の若い人の脳の表面にできます。症候性てんかんで発見されることが多いです。側頭葉表面、次いで前頭葉に多いとされています。診断はあくまでも手術標本の病理診断によります。GFAP陽性の星細胞が強い多型性を示すためこの名前がつけられました。

放射線治療や化学療法は効果なく、あくまでも手術摘出が基本です。全摘できれば治癒する可能性が高いですが、退形成性多型黄色星細胞腫(grade III)は予後不良でやはり放射線化学療法は効果がありません。組織像は特徴的です。

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