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medical treatment
ラトケ嚢胞は、トルコ鞍と鞍上に進展すると多房性の薄い膜からなる良性腫瘍で、大きくなれば側脳室底部まで進展します。内容液はトルコ鞍内にあるような大きさのものは透明から、白濁状、米のとぎ汁様、時には膿瘍状のものまでまちまちです。視神経の圧迫、下垂体の圧迫による下垂体機能低下がみられることがあります。この場合、経鼻的手術で嚢胞の開放を行います。通常再発することは少ないとされますが、散見されるのも事実です。