徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP 45th

病気の治療

medical treatment

小児科の病気:正中頚嚢胞

喉仏の上に丸い小さなかたまりができる

頚部の真ん中で、喉仏の上あたりに、丸い小さなかたまりができる病気です。痛みや異物感などはありませんが、感染することがあり、その際には、発赤や腫脹がみられ、痛みを伴います(写真)。

原因としては、胎児期に甲状腺ができる過程に関係があります。甲状腺は最初は舌の一番奥にでき、それが喉の真ん中を通って気管の前面に下降してくると言われています。この通り道に甲状舌管という細い管が一時的につくられ、甲状腺ができ上がるとなくなってしまうのですが、これが残ってしまい、嚢胞を形成します。この病気は甲状舌管嚢胞ともいわれています。

成人になってから、ここからがんが発生したという報告もあり、手術が必要です。手術では、嚢胞の奥に残っている瘻管を舌骨の一部を含めてすべて切除しなければなりません。しかし、手術をきちんと行っても、約3%の再発が報告されています。

正中頚嚢胞の感染例

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