徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP 45th

病気の治療

medical treatment

小児科の病気:異物誤嚥・誤飲

何でも飲み込んでしまう赤ちゃん

ハイハイを始めたばかりの赤ちゃんから2〜3歳までの幼児は、とんでもないものを飲み込んだり吸い込んだりしてしまいます。硬貨、まち針、ピン、プラスチックのおもちゃなどがよく誤飲されます。食道の中に異物が存在すると食道の壁に穴が開くことがあり、できるだけ早く取り除く必要があります。そのため、異物を誤飲した可能性がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。胃内にある場合、コインなどの先の尖っていないものであれば自然排泄される可能性もありますが、先の尖ったものは胃の壁を傷つけることもあります。また、ボタン電池(とくにリチウム電池)は放電により短時間のうちに消化管の粘膜を傷つけ、潰瘍出血や穿孔をきたすことがありますので、胃の中であっても急いで取り出す必要があります(写真)。

ボタン電池の誤飲
ボタン電池の誤飲

タバコの誤飲は胃洗浄が必要

ピーナツなどの豆類を気管の中に吸い込んだときも危険です。びっくりしたときに吸い込むことが多いようです。吸い込まれた豆類は気管支の中で水分を吸収して大きくなり、気管支を塞いでしまいます。さらに、ピーナツに含まれている油成分が肺炎を起こすといわれており、できるだけ早く取り出す必要があります。そのときは、全身麻酔が必要で、気管支鏡を用いて摘出します。食べながら遊ぶ習慣をつけないよう注意してください。

タバコは、通常は食べにくいため大量に食べることはありません。危険なのは吸い殻を浸した水を飲むことで、多量のニコチンが溶け込んでいることがあり、その際は胃洗浄などの緊急処置が必要になります。一番よいのは子どもの周囲にタバコを置かないことです。子どもと同じ部屋でタバコを吸うことはやめましょう。

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