医療法人 徳洲会徳之島徳洲会病院
徳之島は鹿児島県本土から南へ約468km、周囲約90kmの亜熱帯の島です。徳之島町・天城町・伊仙町の3町からなり、人口は約3万人です。
亜熱帯気候をいかしたサトウキビ栽培を中心として、馬鈴薯やサトイモ、マンゴーやタンカンなどの果樹園芸が盛んに行われています。
スキューバダイビングなどのマリンスポーツも盛んですが、徳之島は闘牛と黒糖焼酎が一番有名です。
この徳之島に昭和61年10月1日に開設した徳之島徳洲会病院では、徳洲会の「命だけは平等だ」の理念の下、島民の生命と健康を守る責任は重大であり、外来、病棟、訪問診療・看護、予防接種、学校検診など島における医療・福祉・介護を行い、救急の搬送受け入れなど急性期から慢性期疾患を含めて、島民の生命と健康を守る病院として職員と一丸となって日々奮闘しております。
院長メッセージMessage from the hospital director
準備中
看護責任者メッセージMessage from the hospital director
大切なのはチームワーク
奄美群島のほぼ中央に位置する徳之島は、元気なお年寄りが多い「長寿の島」であると同時に、1人の女性が一生に産む子どもの平均人数が日本一多い「子宝の島」でもあります。2016年合計特殊出生率1位が伊仙町、6位が徳之島町、10位が天城町と、徳之島3町が上位を占めています。その要因には家族だけではなく、地域全体で子どもたちを育てていく環境が今も受け継がれていることも影響していると思います。
当院は24時間365日体制で救急・総合診療を担う、この島の「最後の砦」です。島内で発生する年間約1000件の救急搬送のうち、約8割が当院に搬送されてきます。緊急に専門的医療が必要な場合、ドクターヘリ・自衛隊搬送にて奄美大島・鹿児島・沖縄の専門病院へ患者さんを搬送します自衛隊搬送・民間機の際は医師や看護師が同乗し安全に送り届ける役割を果たしています。
離島では人や物資も限られ、自然環境にも左右されます。その中でいかに安全な医療を行うかを常に考えなければなりません。フライトナースの役割・患者さんの生活をもふまえた相互的な看護が必要とされます。限られた環境のなか、スムーズかつ安全な医療を行うため当院が大切にしていることはチームワークです。職種の垣根をこえ助け合う「結いのこころ」を大事にしています。グループ内外からの医師・看護師・パラメディカルの応援、研修等で常に新しい風が入り、教育面でも良い影響を受けています。
地域に密着した病院として、住み慣れた場所で医療が受けられるよう病院一丸となって奮闘していきたいと思います。
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