徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP 45th

病気の治療

medical treatment

肝臓・膵臓内科の病気:胆石症

胆道に結石ができる病気

胆石症とは、肝臓でつくられる胆汁の成分が固まりとなったものが胆道にできる病気です。結石の存在する部位によって胆嚢結石、胆管結石に分類されます。胆石ができやすい方の特徴として、女性、中年以降(50~60歳代)、肥満、白人、出産後などが知られています。それ以外にも高カロリー食、特に動物性脂肪の過剰摂取や、低カロリー食による急激なダイエット、ダイエット期間による体重の変動、特定の薬剤(経口避妊薬)などがリスクとされています。単一の原因ではないため完全な予防は難しいのですが、前述のように食生活習慣に起因することも多いため、カロリー等に配慮した規則正しい食 事を行うことで一定の予防効果が期待できます。

胆石が動くとみぞおちあたりに強い痛み

胆石は移動する際に強い痛みを引き起こすことがあり、一般的には右の上腹部からみぞおちのあたりの痛みとして自覚されます。また、結石により胆汁の流れが妨げられることに伴い細菌感染を併発することがあります。その場合は発熱などの症状が出現します。しかしながら、胆嚢結石の 90%以上が無症状で経過するとされていますので、特に症状がなければ治療の必要性はありません。前述の症状が現れた場合には治療が勧められます。

確実性の高い腹腔鏡下胆嚢摘出術

検査は一般的には腹部超音波検査が有用で、多くの無症状結石がこの検査で見つかります。 その他、 CT 検査や MRI といった画像検査も精密検査として用いられることがあります。

有症状の胆嚢結石の治療としては、腹腔鏡下胆嚢摘出術が推奨されています。ただし、手術が困難な場合などは、経口胆石溶解剤(ウルソデオキシコール酸)や体外衝撃波結石破砕術 (ESWL)などにて治療可能な場合もありますが、確実性が手術に比べ劣ります。

胆管結石症については、総胆管内に結石がある場合は高率に腹痛や発熱などの症状を引き起こすとされていますので、無症状でも治療が推奨されています。その場合は口から挿入する内視鏡を用いて、お腹を切らずに治療を行うことが一般的です。

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