徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(平成31年)4月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1178 一面

高砂西部病院
NBC災害訓練に初参加

猛毒のサリン被害を想定

負傷者役を待つ新保院長(黄色の防護服を着用した中央の人物) 負傷者役を待つ新保院長(黄色の防護服を着用した中央の人物)

高砂西部病院(兵庫県)は高砂市総合運動公園で実施されたNBC災害対策合同訓練に参加した。これは核物質(N)、生物兵器(B)、化学兵器(C)による特殊災害への対応能力の向上を目的とした訓練で、同院が立地する高砂市や明石市、加古川市など東播地区7消防本部が毎年もち回りで開催。消防や医療機関、警察(機動隊含む)関係者など100人以上が参加する大規模な訓練となった。同院がこのNBC災害対策合同訓練に参加するのは初。

同院からは新保雅也院長、後藤裕磨看護師、新崎康平看護師の3人が参加。2月12日に行った訓練は、競技場2階の観客席で猛毒のサリンが何者かによって撒かれたという想定の下で実施。3人は防護服を着用したうえで、消防隊員らによってシャワーで除染された負傷者5~6人のトリアージ(緊急度・重症度選別)を行った。警察がドローンを活用し上空から状況を確認するひと幕も見られた。

新保院長は「NBC災害では、目に見えない汚染物質があるためゾーニング(区域分け)が肝要です。また、他の自然災害などと異なり、支援者が防護服を着用したり、まず負傷者の除染を行ったりするなどの特徴があります」と指摘。そのうえで「今回の訓練参加は、NBC災害が発生した時の消防・警察の動きや医療者側が注意すべきポイントなどを認識する貴重な機会となりました」と振り返った。後藤看護師は「目に見えない脅威から自分の身を守りながら負傷者のケアを行う重要性など、とても勉強になりました」と手応えを感じた様子。

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