2019年(平成31年)4月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1178 四面
湘南鎌倉人工関節センター
ドクター体験セミ
地元の中学生が参加
「医療の道に進みたい」
模擬骨を用いインプラントの打ち込みなど体験
湘南鎌倉人工関節センター(神奈川県)は3月25日、第4回SKJRCドクター体験セミナーを開催した。地域の中学校に通う9人の生徒が参加、人工股(こ)関節置換術の手術を見学し、大腿骨(だいたいこつ)の模擬骨を使ってインプラント(人工股関節)を打ち込む体験を行った。
心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の操作法などを身に付ける1次救命処置(BLS)の講習・実演や、豚肉を用いた縫合・結紮体験、検査科や放射線科、リハビリテーション科など院内を見学しながら各職種の業務内容について説明も受けた。生徒たちは一つひとつのプログラムに真剣なまなざしで取り組んだ。
インプラントの打ち込み体験では、ガウンと手袋を着用し、ボーンソーという骨切り専用の道具で模擬骨の損傷部を切断、インプラントの部品を金属ハンマーで大腿骨髄腔(ずいくう)に打ち込む工程などを体験した。
参加した中学2年生の女子生徒は「股関節の痛みや動きの制限が手術で良くなり、日常生活を取り戻せるのはすばらしい。自分も医療の道に進みたいと考えており、とてもためになりました」と喜んでいた。
平川和男センター長は「医療機関には、さまざまな職種が働いていることを知ってもらい、将来の進路として医療に興味をもち、生徒たちが、その道に進むきっかけになれば嬉しい」と話している。