徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)11月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1158 二面

湘南心外グループ
IE診断から治療
西湘心臓血管病セミ開く

湘南心臓血管外科グループは9月27日、神奈川県内で第7回西湘心臓血管病セミナーを開催した。テーマは「感染性心内膜炎(IE)の診断から治療」で、53人が参加した。同セミナーは地域の医療機関との連携強化や医療従事者のスキルアップを目的に、2012年から毎年開催している。

「地域の医療機関と協力していきたい」と片山・統括部長 「地域の医療機関と協力していきたい」と片山・統括部長

同グループは湘南鎌倉総合病院(神奈川県)と湘南藤沢徳洲会病院(同)の心臓血管外科医で構成、グループ統括部長は片山郁雄・湘南鎌倉病院心臓血管外科統括部長兼湘南藤沢病院心臓血管外科部長。スタッフが病院間を行き来し、定例手術に加え緊急症例にも迅速に対応できるようにすると同時に、優秀な心臓血管外科医の育成を目的に活動している。

「脳合併症例はIEチームで十分に検討を」と服部医師 「脳合併症例はIEチームで十分に検討を」と服部医師

セミナーでは片山・統括部長の挨拶に続き、湘南鎌倉病院の服部滋・心臓血管外科医師が「IEの外科治療・脳合併症を有する症例への対応」と題し講演した。IEの治療には、より広範囲な領域にまたがるチーム医療が必要であるとし、同院での取り組みや実績を報告。手術のタイミングが難しい脳血管障害合併症例を提示、適切な治療時期や方針などを説明した。

IE診断で血液培養を繰り返す大切さを説く瀬戸部長 IE診断で血液培養を繰り返す大切さを説く瀬戸部長

湘南藤沢病院の瀬戸雅美・総合内科部長は「IEの診断、治療について(内科的立場より)」をテーマに講演。服部医師と共に経験した症例を提示し、内科的な考察を加えた。IEを少しでも疑ったら、抗菌薬を出す前に血液培養を繰り返す必要があると注意喚起。さらに「緊急手術に関する標準的な基準はないため、治療方針は内科、心臓血管外科、患者さんのご家族と綿密に話し合って決めるべき」と強調した。

最後に特別講演として、埼玉医科大学総合医療センターの岡秀昭・感染症科・感染制御科准教授が「感染プラチナ特講・IEの診断、治療のピットフォール」と題し講演。IEを見逃さないためのポイントや治療、効果判断について解説した。

PAGE TOP

PAGE TOP