徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)11月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1158 一面

名古屋病院が心不全をテーマに
第6回春日井心臓血管セミナー

名古屋徳洲会総合病院は9月15日、愛知県内で第6回春日井心臓血管セミナーを開催した。地域の医療機関に心臓治療に関する最先端の情報を提供するのが目的。今回のテーマは「心不全治療に対する最新の治療」で、160人以上が参加した。

「地域の循環器医療を発展させましょう」と大橋総長 「地域の循環器医療を発展させましょう」と大橋総長

冒頭、大橋壯樹総長がセミナーのテーマや内容を紹介した後、「当セミナーは情報の公平性にこだわり、企業協賛をせずに開催しています。地域の循環器医療がますます発展するよう、最新の知識を共有しましょう」と挨拶。

その後、春日井市民病院の小栗光俊・循環器内科部長が「当院における心不全の診療」、山口県立総合医療センターの池田安宏・循環器内科診療部長が「クリニックでよく遭遇する心不全の診断と治療」をテーマに、臨床現場での経験に基づき、それぞれ講演した。

小野教授は心臓移植と補助人工心臓の現況など解説 小野教授は心臓移植と補助人工心臓の現況など解説

続いて名古屋病院の青山英和・循環器内科部長が「当院における重症心不全の診療~インペラ、PCPS(経皮的心肺補助法)、植込み型補助人工心臓」と題し講演。同院で昨年導入したインペラ(カテーテルで挿入できる補助人工心臓)の使用実績などを報告した後、植込み型左心補助人工心臓装置を4年半装着している患者さんが登壇、「地元で治療できて良かった。入院もせずに元気に過ごしています」などと体験談を語った。

最後に特別講演として、東京大学医学部附属病院心臓外科の小野稔教授が「本邦における心臓移植、人工心臓の現況と今後の発展」をテーマに講演。心臓移植の第1例が成功した50年前から、昨今の国内外の現況を説明、日本ではドナー(臓器提供者)の数が海外に比べ少ないことを指摘した。

160人以上の参加者が熱心に聴講 160人以上の参加者が熱心に聴講

補助人工心臓についても言及。現在、植込み型補助人工心臓実施施設は全国で48施設あり、名古屋病院は東海地方で初めて認定を取得したことを紹介。東大病院での実績や症例などを解説した後、「デバイス(道具)の小型化により小児への装着も普及していく」と展望を示した。

第7回は「糖尿病、高血圧と心臓血管病」をテーマに来年2月16日に開催予定。

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