徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)11月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1158 一面

特養つるみね
ミールラウンド
誤嚥性肺炎が減
地元の歯科医院と連携

「細やかに評価することが大切」と松井院長 「細やかに評価することが大切」と松井院長

特別養護老人ホームつるみね(神奈川県)は昨年7月にミールラウンドと口腔(こうくう)ケアラウンドを本格的に開始、成果が現れている。ミールラウンドは多職職が患者さんの食事の様子を観察すること。嘱託医の紹介で地元の松井歯科医院と連携、入所者さんを対象に週1回実施。1カ月かけ全入所者さん80人をフォローする。

同歯科医院の松井新吾院長、歯科衛生士、管理栄養士が施設を訪れ、つるみねの近江綾子・施設長兼看護師長と当該ユニットのスタッフ(看護師、管理栄養士、相談員、介護責任者、介護士)とともに実施。松井院長が舌圧など口腔内の状態や嚥下(えんげ)力などを確認し、つるみねのスタッフに食事の形態などを助言。施設内で管理栄養士らが協議し、当日の食事に反映させる。

飲み物で嚥下機能を確認する松井院長。当日は南関東ブロックの介護施設看護責任者会議が開かれ、参加者もミールラウンドの様子を見学 飲み物で嚥下機能を確認する松井院長。当日は南関東ブロックの介護施設看護責任者会議が開かれ、参加者もミールラウンドの様子を見学

この活動で、口を開けられなかった方が食べられるようになったり、「2016年7月~17年6月まで26件あった誤嚥(ごえん)性肺炎の発生が、17年7月~18年4月と10カ月ではあるものの6人に減少」(近江施設長)したりした。

「口や喉の状態を観察するだけでも、適した食べ物の表面性状が判断できます。細やかに評価すれば、食べられるものがあります」と指摘する。

現在、つるみねでは、胃ろうの入所者さんを経口摂取へ移行することに挑戦している。

PAGE TOP

PAGE TOP