徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)10月29日 月曜日 徳洲新聞 NO.1157 二面

簡易脳ドックが好評
沖永良部病院

検査後、伊藤部長(右)が患者さんに説明 検査後、伊藤部長(右)が患者さんに説明

沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)は昨年12月の新築移転を機に1.5テスラMRI (磁気共鳴画像診断装置)を新規導入。頭部MRIと頚部(けいぶ)血管超音波で構成する簡易脳ドックを、新病院開院記念企画として6カ月限定で実施した。名瀬徳洲会病院(同)の板垣徹也・名誉院長が1カ月に3日間、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の伊藤恒・神経内科部長が1カ月に2日間それぞれ担当する。

半年間で実施件数は356件、うち27件(7.6%)に脳動脈瘤(りゅう)が見つかるという高い数値を示した。サイズは3~5㎜が多く、なかには7㎜以上の動脈瘤が1件、動静脈奇形も2件あり、板垣・名誉院長と伊藤部長が経過観察したり、島外の医療機関に治療を依頼したりした。

健康管理課の川南鶴代・事務職員は「窓口を広くして多くの方に受診していただいた成果があったと思います。今後も脳ドックは継続することになりましたので、島の皆さんに浸透していくようにピーアールしていきたい」と積極的だ。

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