徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

病気の治療

medical treatment

消化器外科の病気:幽門狭窄症

胃の出口が狭くなる病気

胃の出口のことを幽門部といいます。何らかの原因で幽門部が狭窄してしまい、胃の内容物(食べ物や胃液など)が十二指腸へ流れていかないことを幽門狭窄症といいます。

原因としては、

があります。

症状は「げっぷ」「嘔吐」「おなかが張る」などがあります。流れないことが症状の原因なので嘔吐すると楽になることも特徴です。

周囲臓器による圧迫の場合は外科的治療

胃カメラ、胃透視で胃がんや胃十二指腸潰瘍瘢痕、CTで周囲臓器の疾患がないかなどの検査を行います。

治療は原因によって異なりますが、胃の動きが問題の場合はストレスや不眠が原因のことも多く、自律神経を整えることで改善します。内服治療が試みられます。

胃がんや胃十二指腸潰瘍瘢痕、周囲臓器による圧迫が原因の場合は外科的治療が必要となることがあります。手術の方法としては病気によって異なりますが、胃切除術や狭窄している部位をバイパスする手術(胃空腸バイパス術)などが行われます。

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