徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)10月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1256 二面

新型コロナ
かかわり方共有へ オンライン勉強会
徳洲会救急薬剤師研究会

徳洲会薬剤部会の救急薬剤師研究会は9月23日、第3回オンライン勉強会を開催した。テーマは「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)各論」。湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の宮田祐一・薬剤部副主任(薬剤師、同研究会副会長)が講師を務め、自院の例をもとに薬剤師としてCOVID-19へのかかわり方を具体的に説明した。

参加者(画面上部)の質問に答える宮田副主任

会にはグループ病院で救急や集中治療に携わる薬剤師を中心に約50人が参加した。宮田副主任は、あらためてCOVID-19を説明した後、感染症対策の大原則として「医療従事者自らが感染したり、感染を拡大させたりしないこと」を強調し、未知のウイルスに対して発生初期には情報収集に努めたことを紹介した。

対応方法ではフローチャートで言及。当初は陽性患者さんを想定し作成したものの、ほとんどが疑似症例だったため、疑似症を想定したものも作成したところ、少しずつ介入するタイミングが増えていった。

5月に隣地にオープンしたCOVID-19患者専用の臨時医療施設(神奈川県立で運営は湘南鎌倉病院)での取り組みを解説。タブレット型端末を導入し、遠隔で病室の患者さんに薬歴や服薬状況を確認するオンライン面談の様子などを示した。

最近は医師の負担軽減に取り組んでいることも示唆。陽性患者さんの増加にともない、医師のレッドゾーン滞在時間が増え、同ゾーン内では処方に関する作業ができないこと、同施設と自院が離れており、医薬品の運搬が1日3回に限られていることなどから、スムーズに処方を行う工夫を紹介した。

これらをふまえ宮田副主任は「未知の感染症では①感染症の回避、②調査、③対策、④配置(人員)、⑤報告――の5つのステップが重要」と指摘。参加者に院内、あるいはグループ間で、それぞれの取り組みを報告し合い、より良い方法を模索するよう呼びかけた。

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