2020年(令和2年)6月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1241 三面
徳洲会薬剤部「ヨックモック」から寄贈
新型コロナで支援の輪が広がる
ヨックモックの菓子を手にする高橋部長
新型コロナウイルス禍のなか、医療従事者を支援する動きが国内外で活発化。徳洲会グループにも個人・団体問わず、さまざまな支援が続いている。
徳洲会薬剤部は6月1日、洋菓子店のヨックモックから菓子を段ボール4箱分寄贈された。高橋智・薬剤部長の中学校の同級生に同社の社員がいたことがきっかけ。同社は新型コロナ禍で医療・介護・保育に携わっている方々に感謝の気持ちを込めて菓子を贈る活動を実施。その一環として、同級生から高橋部長に声がかかった。
一般社団法人徳洲会東京本部に届いた段ボール4箱は、それぞれ湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、湘南藤沢徳洲会病院(同)、葉山ハートセンター(同)、千葉西総合病院に送った。これとは別に同社から直接、集団感染の発生が確認された大型クルーズ船のクルー(乗組員)受け入れのニュースを見たと、葉山ハートセンターに菓子がひと箱分送られていた。
高橋部長は「新型コロナウイルス感染者や感染疑いの患者さんに対応する医療従事者への偏見などあるなか、支援してくださる方がいることは、とても心強く思います。現場で働くスタッフも、こうした心遣いにより、やりがいを感じると思います」と謝意を表している。