徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)6月8日 月曜日 徳洲新聞 NO.1239 二面

5月度の徳洲会グループ医療経営戦略セミ
職員3万5000人の知恵と経験結集し活路
テレビ会議システムで開催

5月度の徳洲会グループ医療経営戦略セミナーが5月30日、テレビ会議システムを活用し開催された。3月度に引き続き規模を縮小し、外部講師による講演などは行わず、経営に関する内容と新型コロナウイル感染症(COVID-19)への対応のみの内容となった。

「新しい時代の徳洲会として生まれ変わりましょう」と鈴木理事長「新しい時代の徳洲会として生まれ変わりましょう」と鈴木理事長

「直言」朗読の後、一般社団法人徳洲会(社徳)の鈴木隆夫理事長が「新型コロナウイルスの影響がどこまで大きくなるのか、誰も予測できません。そのなかでも私たちは、皆で考え協力し合う集団です。この危機を乗り越え、新しい時代の徳洲会として生まれ変わりましょう」と呼びかけた。

続いて、社徳の奥田雄一・経理部部長代理が4月度の経営分析について説明、これを受け社徳の安富祖久明・副理事長は「現場の皆さんが感染対策を徹底し、地域医療の崩壊を防ぐために粉骨砕身しています。今は経営的なかじ取りが非常に難しい時期ですが、人と組織が両輪となって力を尽くしていきましょう」とエールを送った。

次に社徳医療安全・質管理部の野口幸洋・課長補佐が「COVID-19と共に行う医療」と題し、直近の取り組みなどを報告。このなかで院内感染対策や一部制限していた診療を再開したグループ内外の事例を紹介した。また、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査などを活用し、感染リスクを低減することは可能であると強調し、感染リスクを理由に中止・延期していた手術や歯科治療などの再開を提示。オンライン医療講演を実施した葉山ハートセンター(神奈川県)の事例も紹介した。今後の展望では、再流行への備えが重要とし、約50項目のチェックリストを用いて全病院を確認、この結果に基づき会議やラウンドを実施する計画を明かした。

社徳の岸良洋一・事務部長(徳洲会医事部会部会長)が、新型コロナウイルス感染症にともなう医療保険制度の主な対応状況、社徳の松永圭生・理事(財務担当)が資金繰りについて、それぞれ説明した。

最後に、鈴木理事長は「グループ運営・経営方針について」と題し、新型コロナウイルス禍での徳洲会グループの課題や展望を示した。まず高齢者の来院が難しくなる状況を考え、在宅医療に力を入れるべきと強調。さらに、多くの企業で健診を再開しており、業種によってはPCR等検査の必要性もあるため、ニーズを捉えたマーケティング活動を推進するべきと示唆した。

「私たちは、いつも追い詰められると、死に物狂いになり、なんとか活路を見出してきました。3万5000人余りの職員の知恵と経験を生かし、新築移転プロジェクトも中断などせず、この状況を乗り越えていきましょう」と力強く訴えた。

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