徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)2月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1223 三面

初の全国担当者専任医師研修会
医療安全向上へスキルアップ
徳洲会医療安全管理部会

“人生の網”のグループワークの様子“人生の網”のグループワークの様子

徳洲会医療安全管理部会は全国担当者専任医師研修会を初開催した。徳洲会グループ各病院から医療安全専任医師と医療安全管理者が出席。医療安全を確保していくには両者が連携・協力するとともに知識・技術の向上を図っていくことが欠かせないことから企図した。東日本ブロックは武蔵野徳洲会病院(東京都)を会場に計47人、西日本ブロックは八尾徳洲会総合病院(大阪府)を会場に計59人が参加。

研修会では医療安全管理部会やNever Event Projectの活動状況を共有し、TeamSTEPPSを活用したヒューマンエラー防止策のグループワークに取り組んだ。分析手法として、課題解決に用いるフィッシュボーン(特性要因図)や、医療現場で発生するインシデント・アクシデント(ヒヤリハットや医療事故)の要因分析手法であるImSAFER、ヒューマンエラーの分析手法であるP-mSHELLを学んだ。

同部会の大坪まゆ美部会長(成田富里徳洲会病院副看護部長兼医療安全管理室室長)は「各病院の医療安全管理者と専任医師がともに研修を受けることで、それぞれの現場で医療安全に対する意識や理解が一層深まることが期待できます」と意義を語る。

TeamSTEPPSでは“紙の鎖”と“人生の網”のグループワークを実施。紙の鎖は、紙を短冊状に切って輪をつくり、鎖のようにつなげ、数を競うゲーム。回を重ねるごとに「左手だけ使う」、「声を出してもいけない」と徐々に制限を厳しくする。チームワークやリーダーシップ、役割分担、コミュニケーションのエッセンスを体感できる。“人生の網” は、グループのメンバーがさまざまな職種の役を引き受け、医療安全にかかわる情報伝達のプロセスを学ぶ演習だ。

研修会に参加した与論徳洲会病院(鹿児島県)の久志安範院長は「医療安全文化のさらなる向上のため、研修で得たことを病院に浸透させていきたい」、宇和島徳洲会病院(愛媛県)の保坂征司院長は「業務改善や課題解決にフィッシュボーンなど各種分析手法を活用していきたい」と意欲的だ。

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