2019年(令和元年)10月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1205 四面
牧・瀬戸内病院看護師
シーカヤック大会で優勝
奄美・加計呂麻島を舞台に活躍
「来年はマラソンコースに出場したい」と牧看護師(後方の人物)
瀬戸内徳洲会病院(鹿児島県)の牧愛梨香看護師は、第27回奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会に出場し初優勝を飾った。シーカヤックとは、両端にみずかきが付いたパドルを漕いで海上を進むカヤックのこと。近年、人気が高まっているマリンスポーツだ。
同大会は7月7日に開催。牧看護師が出場したのは、ハーフシーカヤック女子タンデムの部で、スタート地点は瀬戸内町にある古仁屋港。沿岸部を東に進んでから対岸の加計呂麻島に渡り、大島海峡を越えて再び古仁屋港がゴール地点となる。ペアを組んだ友人とともに20kmの距離を漕ぎきった。タイムは1時間49分51秒で、2位に約4分差を付けて優勝。
「友人の影響で4年前に始め、初出場した大会での準優勝がきっかけとなり、『やるからには優勝を目指したい』という思いが強くなりました。また、自分自身が泳げず、海の上を走ること自体が未知の世界で、ハマってしまいました。“SEA ON THE WORLD(海は世界をつなぐ、人をつなぐ)”という大会テーマのように、1年に1回、海の上で出会える選手の皆さんや各集落の方々、応援・サポートがとても嬉しく魅力的です。ペアの友人とも苦楽をともに体験できることも楽しさのひとつです」(牧看護師)
2015年から連続出場している牧看護師。昨年は台風で大会が中止になったため、今年で4回目のレースだった。来年はフルのシーカヤックマラソンコース(36km)に出場したいと意気込んでいる。