徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)8月6日 月曜日 徳洲新聞 NO.1145 二面

鈴木・徳洲会理事長
利益は目的でなく
夢を実現する道具

今年度のプロジェクトを説明する鈴木理事長 今年度のプロジェクトを説明する鈴木理事長

一般社団法人徳洲会の鈴木隆夫理事長は2018年度の新規プロジェクトについて説明した。まず徳洲会グループのガバナンス(統治)強化のため、病院を傘下にもつ法人のさらなる再編を推し進める。具体的には社会医療法人鹿児島愛心会を医療法人徳洲会に統合する。また社会福祉法人函館共愛会に属する共愛会病院を医療法人徳洲会に編入する方針。

次に老朽化が進んでいる中小規模病院の建て替えを積極化する。現在、仙台徳洲会病院と長崎北徳洲会病院が設計中。札幌南徳洲会病院、館山病院(千葉県)、日野病院(神奈川県)、鹿児島徳洲会病院が設計準備を開始した。

既存病院の増床も図る。大規模な投資を行わず、自治体の基準病床の見直しによる増床公募に応じる方法と、M&Aによりグループ化した病院を、2年後をめどに既存病院に併合する方法の主に2とおりを計画している。

在宅診療や訪問看護を充実させるため、新たに訪問看護ステーション8施設も開設する予定。2020年度に看護大学を開学するため、申請準備も進めている。

鈴木理事長は「利益は目的ではなく、あくまでも私たちの夢を実現する手段・道具です。私たちを支えてくれたすべての方々に対する恩義に報いるために追い求めるのです」と非営利のグループの姿勢をあらためて強調した。

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