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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)8月6日 月曜日 徳洲新聞 NO.1145 三面

和泉市立総合医療センター
急拡大の業績!
村上院長が近況報告

関係者に謝意を述べる村上院長 関係者に謝意を述べる村上院長

和泉市立総合医療センター(大阪府)の村上城子院長は4月の新築移転後の近況について報告した。まず元々の母体である大阪市立大学と良好な関係を維持しつつ、近畿大学と新たな関係を構築、閉院した近大医学部堺病院から優秀な医師をリクルートした。さらに親病院の岸和田徳洲会病院(同)からの医師派遣もあり、30人に及ぶ医師の増員が実現した。

これにより診療機能が大幅に強化。常勤体制の内科系診療科として新たに脳神経内科、内分泌・糖尿病内科、リウマチ・膠原(こうげん)病内科、血液内科、腎・透析内科を立ち上げた。外科系は心臓血管外科、耳鼻咽喉(いんこう)科、眼科、泌尿器科、脳神経外科、形成外科、呼吸器外科、乳腺外科を新設。

これまで外科系は消化器外科がメインだったが、呼吸器外科、乳腺外科も専門医が診療に参画できるようになった。また脳神経外科の常勤体制により救急応需が増加。「めまい」対応も脳神経内科、耳鼻咽喉科の常勤体制により飛躍的に向上した。

さらに大阪府がん診療拠点病院として包括的がん医療を展開できる体制も整った。

脳神経内科では筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった難病の患者さんに対するロボットスーツHALを用いた治療や、脳卒中後遺症のHAL自費診療に取り組んでいる。

このほかハイケアユニットの開設、土曜日の通常診療枠、午前診察の受付時間の拡大、基幹型臨床研修病院への再指定などが実現した。

一連の取り組みにより、4月以降、外来、入院、救急、紹介患者数が急増しており、村上院長は「一般社団法人徳洲会の鈴木隆夫理事長の叱咤(しった)激励、医療法人徳洲会の東上震一・副理事長の大きな貢献、当院の福岡正博総長の人脈など関係各位のご支援の賜物です」と謝意を表した。

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