2017年(平成29年)11月6日 月曜日 徳洲新聞 NO.1107 四面
老健リハビリケア
湘南かまくら
「かながわ認証」取得
認証書を前に磯和・看護責任者(右)と西山・介護主任
介護老人保健施設(老健)リハビリケア湘南かまくら(神奈川県)は、2016年度からスタートした神奈川県独自の制度「かながわ認証」を取得した。現行の介護保険制度では、利用者さんの要介護度が軽減すると結果的に介護報酬が減額するなど、利用者さんの自立に向けた事業者の努力が反映されにくい仕組みとなっていることから、一定の水準を満たしている介護事業所を認証し、インセンティブを働かせることで介護サービスの質向上を好循環させるのが目的。
評価は①サービスの質の向上(要介護度の維持・改善、在宅復帰率、中重度要介護者の対応など)、②人材育成・処遇改善(職員の離職率・勤続年数、有資格者職員数、研修の実施状況、ワークライフバランスに基づく職場環境整備など)、③その他(介護サービス情報公表制度上の評価)―の3分野計11項目の取り組み実績を点数化。200点満点で6割以上の事業所を認証する。認証取得事業所のうち「かながわベスト介護セレクト20」に選出されると報奨金が与えられる。
対象は介護保険法に基づく県内の全指定介護事業所。ただし、指定から3年未満だったり、一定期間内に法人・事業所が勧告以上の行政指導・行政処分を受けていたり、虐待などの不祥事を起こしていたりすると、同認証への申請はできない。
16年度、同認証を取得した事業所は46。徳洲会グループでは老健リハビリケア湘南かまくらが唯一取得した(評価合計125.3点)。残念ながら、かながわベスト介護セレクト20事業所には選定されなかったものの、中心的な役割を果たした磯和祐喜子・看護責任者と西山泰之・介護主任は「ほかの事業所と比較できたり、職員のモチベーションアップにつながったりするなど、施設にプラスになることが多い」と意義を強調。今後も認証取得活動を継続する考え。