徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)10月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1103 四面

教えてドクター

夫が肥満で2型糖尿病

Q.「怖いからと通院しません」 (38歳・女性)

お答えします

池田和人・東大阪徳洲会病院副院長(内科) 池田和人・東大阪徳洲会病院副院長(内科)

A.一般の医学知識とは異なる難しい問題ですね。糖尿病で怖いのは血管障害です。このうち、細小血管障害に起因する三大合併症として糖尿病網膜症、腎症、神経障害があり、腎症の悪化にともなう透析導入は年間約1万6000人で、年々増加しています。専門医を受診して現時点での糖尿病の状態と腎機能を評価できれば、今後の予測は、ある程度可能です。

糖尿病患者さんは約1000万人(予備群を除く)、糖尿病腎症による患者さんの総数は約12万人ですから、糖尿病患者さんのほとんどは透析にならずにすんでいます。早期に発見して適切な治療を受ければ、リスクはさらに低下します。逆に放置してタンパク尿が持続するようになると、進行を食い止めるのは困難です。

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