徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)10月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1103 三面

再生医療 一般診療へ浸透
湘南鎌倉総合病院
小林・院長代行

再生医療の事例を紹介し有効性を説明する小林・院長代行 再生医療の事例を紹介し有効性を説明する小林・院長代行

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の小林修三・院長代行は「再生医療はいま一般診療の現場へ~CD34細胞による組織再生」をテーマに講演した。

最初に湘南藤沢徳洲会病院(同)の亀井徹正総長と小林・院長代行が、脂肪細胞を用いた間葉系幹細胞を使って脊髄(せきずい)再生を行った症例をそれぞれ紹介。患者さんからのメッセージ動画もあり、徳洲会病院への感謝や今後の希望が語られた。

小林・院長代行は「脊髄損傷には、外科手術以外にも再生医療という方法があることを知っていただければと思います」とアピールした。

続いて、CD34細胞治療による重症虚血肢の再生医療について解説した。膝下(しっか)重症虚血肢で膝下を切断しなかった場合、血管内治療をしている患者さんの1年生存率は65%だが、再狭窄(きょうさく)は1年で8割になると報告。同疾患にCD34細胞を用いた再生医療が有効であることを示し、血管が再生するメカニズムなどを説明した。実際に同治療を行った6例を紹介、1年切断回避生存率は100%だったと明かした。

最後に、小林・院長代行は「何よりも下肢を壊疽(えそ)にさせないことが重要です。早期発見、早期治療が大切であり、フットケアにも力を入れていく必要があります」と強調。さらに「当院は腎移植内科医がすべてにかかわり、質の高い腎移植を行なっていますので、ぜひ患者さんをご紹介ください。月2~3例を行っていきます」と呼びかけた。

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