CRCが医療機関内で仕事を行う時、求められる3つの要素

1. ①知識

   臨床試験の知識、疾患の知識、GCPの知識、医薬品の知識

2. ②態度

   医療人、社会人としての態度

3. ③技術

   患者さんへのインフォームドコンセント、スケジュール管理や被験者のケア、薬剤部・検査部・治験担当医師など治験に関わるチーム内の調整・書類の整理、症例報告書の作成（データ管理）・コミュニケーション技術

治験コーディネーター(CRC)になるには医療系の資格は必要？

治験コーディネーター(CRC)になるために資格は必要ありませんが、医学や薬学、医療システムに関する知識と理解が欠かせないため、医療系の国家資格を持っている人や病院勤務経験のある人が優遇される傾向にあります。

「病棟や調剤室、検査科以外でも働いてみたい―」

そう考える看護師や薬剤師、検査技師の方々が活躍するフィールドのひとつにCRCがあります。セカンドキャリアとして、徳洲会グループでは、多くの看護師や薬剤師、検査技師がCRCとして勤務しています。

厚生労働省は臨床研究を活性化させようとしており、今後、治験手続きの効率化や治験にかかわる人材の育成、日本産の医薬品の開発を目指しています。このようなことから、CRCの需要は今後も高まっていくと予想され、学会の認定CRC等の資格取得も可能です。

認定CRC

• 般社団法人臨床薬理学会認定CRC
• JSCTR（日本臨床試験学会）認定GCPエキスパート