徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)2月15日 月曜日 徳洲新聞 NO.1274 二面

1月度 徳洲会グループ・医療経営戦略セミ
関西・関東ブロックを筆頭に 経営が堅調に推移
コロナ対応に関する説明も

1月度の徳洲会グループ医療経営戦略セミナーが1月30日、オンライン形式で行われた。12月度の経営分析では、夏以降、グループ全体の経営状況が堅調に推移していることを強調。とくに関西と関東ブロックでは税引き前利益が急伸、他のブロックでも多くの病院が右肩上がりを堅持した。ただし、患者数は外来、入院ともに厳しい状況が続いている。当日は、新型コロナ対応に関するグループの現状などについても説明した。

今年取り組むべき9項目を示し、協力を呼びかける安富祖理事長今年取り組むべき9項目を示し、協力を呼びかける安富祖理事長

12月度の経営分析で、グループ全体の医業収益は前年同月を上回り、直近3カ月連続で高い伸び率を維持、年計も過去最高となった。同じく税引き前利益は前月、前年同月ともにプラスとなり、年計も8月以降、右肩上がりが続いている。

ブロック別では、税引き前利益で関西と関東が前年同月を大きく上回り、年計でも夏以降、急伸している。沖縄、北海道、東北と他ブロックも年計で右肩上がりを堅持。

個別の病院では、本業の業績を示す医業利益率で、千葉西総合病院と名古屋徳洲会総合病院が1位と2位。また、3位の宮古島徳洲会病院(沖縄県)をはじめ、館山病院(千葉県)、二日市徳洲会病院(福岡県)、高砂西部病院(兵庫県)などは順位を前月から大きく上げた。このほか、宇治徳洲会病院(京都府)は単月の医業収益を大きく伸ばした。税引き前利益の前年同月比で上回っている病院は、関西や関東、沖縄、北海道、東北の各ブロックに多く見られた。

全体的に堅調を維持しているが、患者数は外来、入院ともに前年同月を下回り、年計も減じるなど厳しい状況が続いている。こうした状況から、患者数がマイナスになりながらも、入院と外来の単価増、補助金など医業外収益の増加によってカバーしている状況が続いていることが明らかとなった。外来の単価も前年対比で高く、その要因として在宅患者さんの増加、外来化学療法、人間ドック・健診、人工透析、PCR検査、画像診断の増加などを挙げた。

今回も新型コロナ対応に言及。全国の入院患者さんの3~4%を徳洲会が対応していることや、対応を予定していないグループ病院が対応せざるを得ない状況に追い込まれるなど、逼迫(ひっぱく)した現状を説明し、全国的に病床が目詰まりを起こしている点を指摘。

クラスター(感染者集団)はどこでも起こり得るとの前提に立って、対策と準備を講じる必要性を示し、とくにPCRなど検査の大切さを訴えた。最後に一般社団法人徳洲会の安富祖久明理事長が挨拶。重点項目に掲げている9項目(新型コロナ対応、病院の建て替え、介護事業の拡大、先進医療の推進、法人組織の見直し、ブロック機能の強化、AIやICTなど技術の積極導入、M&Aの推進、海外事業の検討)を示し、進捗(しんちょく)状況などを説明した。

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