徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)10月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1258 三面

湘南鎌倉医療大学
臨地実習の質向上へ 実習指導者講習で開講式

湘南鎌倉医療大学(神奈川県)は10月6日、実習指導者講習会の開講式を行った。同大看護学生の臨地実習を徳洲会病院で行うにあたり、実習指導者としての心構えと指導力の向上を図るのが目的。同大と徳洲会看護部門が共同で企画した。式には県内の徳洲会3病院から計21人の看護師が参加。受講時の注意事項や学内の設備の使用方法などについて説明を受けた後、キャンパスも見学した。

受講者にエールを送る荒賀学長受講者にエールを送る荒賀学長

看護教育で効果的な臨地実習を行うため、実習指導者の養成を目的とする講習会は、四半世紀以上前から厚生労働省や都道府県などが実施している。徳洲会グループでも、すでに500人以上の看護師が受講しており、例年、実習施設で看護学生の指導にあたっている。

湘南鎌倉医療大学が立ち上げた講習会は、これら厚労省の指定や認可に基づく指導者講習会とは異なり大学独自のもの。徳洲会グループとして教育と臨床現場が同じ考え方で看護師を育成するのが目的だ。プログラムは同大と徳洲会看護部門が共同で考案、19科目、計108時間に及ぶ。

今回は湘南鎌倉総合病院、湘南藤沢徳洲会病院、大和徳洲会病院から計21人の看護師が参加。「看護大学を卒業し、臨床5年以上」と要件を設け選抜した。

開講式では最初に荒賀直子学長が挨拶。今年4月の開学前から講習会の準備を進めていたことを明かし、一般社団法人徳洲会(社徳)の佐々木和子・看護部門部長からアドバイスを得たエピソードなどを披露した。開講できたことに目を細めるとともに、講習会の内容・時間に自信も見せ、「学生は、仕事はもちろん人との接し方など、わからないことが多く悩みます。しっかり学び、そのうえで自分が受けた実習を思い出したり、日々の経験から考えたりすることを学生に伝えてほしいと思います」と呼びかけた。また、大学院開設に向け準備を進めていることも示した。

佐々木部長は“フィールドフラット”に期待佐々木部長は“フィールドフラット”に期待
大学職員の案内でキャンパスを見学する参加者大学職員の案内でキャンパスを見学する参加者

続いて、社徳の佐々木部長が挨拶。開講を喜ぶとともに、開講に至った背景について説明した。「実習指導者講習会の修了者といっても、受けたプログラムなどはさまざま。指導のあり方にしても個人に任されている部分があります。こうした個人差をなくすために、教育と臨床現場との乖離(かいり)のない〝フィールドフラット〟を実現したいと大学に依頼しました」。

プログラムもバラエティーに富み、コミュニケーションや人間関係論、心理学など「心を大事にする科目が多く魅力的」とアピールした。最後に「学生だけでなく、ほかの看護師にもアドバイスしてほしいと思います」と呼びかけ、受講者に大きな期待を示した。

この後、大学職員から受講に関する注意事項や設備の利用方法など説明を受け、キャンパスを見学。3班に分かれ、図書館や情報処理室、ラウンジ、大講義室、体育館、実習室などに足を運んだ。参加した湘南藤沢病院の神子島穂波看護師は「きれいな場所、新しい設備で学べることを楽しみにしています」と目を輝かせていた。講習会は12月17日までを予定。修了時には同大から修了証が贈られる。

PAGE TOP

PAGE TOP