徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)10月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1258 三面

社徳と北京世紀康瑞病院集団
初めてオンライン症例検討会

 アドバイスを送る川原部長(右)と通訳の何楊・社徳国際部職員 アドバイスを送る川原部長(右)と通訳の何楊・社徳国際部職員

一般社団法人徳洲会(社徳)と中国最大級の民間病院グループである北京世紀康瑞病院集団は初めてオンラインで症例検討会を実施した。社徳は中国人患者さんの治療・健診の受け入れや同集団に対する病院経営・管理手法の確立支援、医療人材・技術交流について同集団と2019年9月に提携。湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の川原敏靖・肝胆膵(すい)外科部長らが、同年12月に中国を訪れ、施設見学や症例検討など行っていた。

その後の新型コロナ禍により交流を中止していたが、9月25日にオンライン症例検討会を開催する運びとなった。

同集団から提示された症例について、川原部長を交えて検討した。閉塞性黄疸(おうだん)と腹痛を示し、MRCP(MR胆管膵管撮影)で胆管狭窄(きょうさく)を認める症例に対し、鑑別診断や必要な検査、治療方針など意見交換。川原部長はERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)などで組織を採取し、良性か悪性か、また悪性ならどこまで浸潤しているかなどを判断することの重要性を強調した。治療方針では、日本の胆道がんガイドラインから治療アルゴリズムを提示。とくに化学療法のレジメン(薬剤の投与計画)について詳しく解説した。

会を終え川原部長は「治療方針など率直に意見をうかがうことができ、貴重な機会となりました。コロナ禍でもオンラインでデータを共有しながら、有意義な症例検討会を実施することができますので、こうした機会を増やし、お互いを高めていければ良いと思います」と意欲的だ。

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