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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)4月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1233 二面

湘南鎌倉医療大学 オンライン講義開始
まず「できることから」

「集中的にひとりで勉強に取り組める」と田辺准教授 「集中的にひとりで勉強に取り組める」と田辺准教授

湘南鎌倉医療大学(神奈川県)は4月23日、オンライン講義をスタートした。同大は新型コロナウイルスの影響により、4月4日に予定していた1期生の入学式を中止、授業開始時期を延期していた。オンライン講義は「授業開始までの間にできることを」と荒賀直子学長が発案、通常であれば1年生の前期に履修する「情報リテラシー入門」と「基礎ゼミナールⅠ」を、23日から5月4日まで(土日を除く8日間)の集中講義に変更した。

両講義とも田辺直行准教授が担当。期間中「情報リテラシー入門」は1日2時限(180分)で15回分、「基礎ゼミナールⅠ」は1日1時限(90分)で6回分の講義を行う。各講義では、学生は専用のクラウド(インターネットを通じ必要時に使えるサービス)に保存された資料を見ながら教科書を読み、最後に小テストなど実施。全講義終了後、レポートを提出して履修となる。

田辺准教授は「ライブ講義も考えましたが、パソコンを持っていなかったり通信環境が整っていなかったりする学生もいるので、まずは動画など使用せずにできることを考えました。集中的にひとりで勉強に取り組めるこの機会を生かしてほしいと思います」と話す。

荒賀学長は「大学に登校できないのは残念ですが、前向きに、できることからしっかりとやっていきます」と意欲的だ。

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