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2020年(令和2年)4月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1233 一面

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルスに関連する呼吸器感染症(COVID-19)を言う。初期症状では鼻水やせき、発熱、軽いのどの痛み、筋肉痛や倦怠(けんたい)感などかぜのような症状が生じる。とくに37.5℃程度の発熱と強いだるさを訴える人が多い。嗅覚・味覚障害を起こすこともある。初期症状が5〜7日間で軽快せず、重症化すると、肺炎を発症し、呼吸困難に陥ることがある。

中国からの報告では60歳以上は重症化や死亡のリスクが高く、とくに80歳以上では21.9%の患者さんが亡くなった。基礎疾患がない患者さんで亡くなった方は1.4%である一方、基礎疾患がある場合は心・血管系疾患13.2%、糖尿病9.2%、高血圧8.4%、慢性呼吸器疾患8.0%が亡くなった。がん患者さんもリスクが高く、7.6%が亡くなったという報告もある。

感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染と、ウイルスが付着したものに接触し、その手で口や鼻、目を触り感染する接触感染がある。潜伏期間は最大14日程度と考えられ、無症状で経過する例もある。また無症状の人から感染したケースもある。検査は遺伝子増幅法であるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査などがある。

治療法に関しては、現状では有効な抗ウイルス薬などがなく、対症療法を行う。また現時点で予防接種もない。感染予防については密閉空間で換気が悪い「密閉」、近距離での会話や発声を行う「密接」、手の届く距離に人がいる「密集」という濃厚接触を起こす環境を避け、マスクを付けるなどせきエチケットや手指衛生を厳守する。

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