2019年(令和元年)5月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1186 二面
湘南藤沢病院
新入職の全初期研修医受講
TCLSコース開催
一般社団法人徳洲会は4月6日から2日間、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)でTCLS(徳洲会二次心肺蘇生救急教育)コースを開催した。医療従事者を対象とした徳洲会の教育プログラムで「二次心肺蘇生法の学習」が目的。
今回、同院の多職種24人が受講。例年どおり、4月に入職したばかりの初期研修医が全員出席した。初日はACLS(二次救命処置)をテーマとした座学形式の講義、心電図モニターや除細動器の使い方、気道確保、気管挿管などをテーマとする実技を実施。医療機器を使って心電図の波形の読み取り方などを学び、最後に総合的なシミュレーションを行った。
2日目は不整脈をテーマとした座学形式の講義と実技演習を実施。最後に筆記試験と実技試験を行い、全員が修了証を手にした。参加した堀内優・初期研修医は「大学で学んだことがなく、とても勉強になりました」、大澤美憂・初期研修医は「いろいろな数値やモニターなどを頼りにしがちですが、患者さんから目を離さないという指導が心に残りました」と目を輝かせていた。