徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)11月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1159 三面

八尾病院が4年連続
緩和ケア研修を開催

参加者がそろって記念撮影 参加者がそろって記念撮影

八尾徳洲会総合病院(大阪府)は10月13日から2日間、緩和ケア研修会「PEACE」を開催した。同研修は、国の方針に基づき日本緩和医療学会や日本サイコオンコロジー学会などが開発した教育プログラムで、①がんにともなって生じる苦痛に対し、緩和ケアの基本的な知識・技術・態度を習得し実践できる力、②解決が難しい問題を抱え込まず、多職種で構成するチームにタイミングを含めて相談できる力――を養うことが目標だ。

同院は2015年から毎年開催し、今回も院内外から多職種約30人が出席。例年どおり垣本佳士・外科医長が進行役とファシリテーターのひとりを務めた。

2日間通じて徳洲会グループ内外の医師が講師を務め「緩和ケア概論」、「つらさの包括的評価と症状緩和」、「呼吸困難」、「消化器症状」、「がん疼痛(とうつう)の評価と治療」、「倦怠(けんたい)感」、「気持ちのつらさ」、「せん妄」では講義を、「疼痛事例検討」、「療養場所の選択と地域連携」ではグループワークを、「オピオイド(医療用麻薬)を開始するとき」、「コミュニケーション」ではロールプレイを実施。

なかでも「コミュニケーション」では、参加者が3人1組に分かれ、がん告知の場面を想定したシナリオの下、医師役、患者さん役、観察者役を順に演じた。医師役と患者さん役とが一定の時間、がん告知におけるコミュニケーションを行い、ロールプレイ終了後に役ごとに気付いた点などを日頃の診療場面を振り返りながら意見交換を行った。参加者はそれぞれの役割を通じ、がん医療でのコミュニケーションの重要性やコミュニケーションスキルを学んだ。

原田博雅院長が代表者に修了証を授与し、研修は終了。垣本医長は「2日間行うプログラムは今年が最後なので、滞らないように気合を入れた」と述懐。プレテストの点数が例年以上に高かったことなどから「緩和ケアへの関心が高まっているように思う」と、今後も継続する意向を示した。

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