徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)9月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.1149 四面

スマートロボット
コンシェルジュ機能強化へ

「Pepperの活用で患者さんにも職員にもメリット」と藤原職員 「Pepperの活用で患者さんにも職員にもメリット」と藤原職員

湘南厚木病院(神奈川県)は人型ロボット「Pepper」を積極的に活用している。2016年6月に導入後、待合室でのフロア案内やゲーム、ロビーコンサートの司会役などに活用。昨年1月から、タッチパネルの画面から簡単な質問に答えるだけで、疾患のリスクを判定したり、受診を促したりする疾患啓発の機能を追加。睡眠時無呼吸症候群、鼠径(そけい)ヘルニア、認知症、夜間頻尿などに対応している。

昨年11月から胆石症の腹腔(ふくくう)鏡手術を受ける患者さんへの説明にも利用を開始。外来で医師に手術を勧められた患者さんは別室に移動、そこでPepperが胸のモニターに写真やイラストなどを映し、身振り手振りで説明(約8分・https://youtu.be/Sx3vEMx7LRI)、その後、患者さんは診察室に戻り疑問点などがあれば医師に質問する。これまで7人の患者さんに実施した。

Pepperの活用に尽力する藤原大・医事課職員は、「患者さんはリラックスして説明が聞けるようです。動画を撮影して帰る方も多く、ご家族と共有できると好評です」と明かす。さらに「医師の負担軽減に貢献するだけでなく、説明漏れを防ぐこともできます。医師から要望があれば、疾患例を増やしていきたいです」。

今後はタッチパネルではなく双方向会話により、面会時間や診療科ごとの診療時間を案内するなど、待合室でのコンシェルジュ機能を強化していく予定。藤原職員は「Pepperが積極的に患者さんに話しかけ疑問を解消できれば、職員の負担も軽減できます。今後、自走機能が実装されたら、さらにできることも増えると思います」と展望する。

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