2018年(平成30年)1月29日 月曜日 徳洲新聞 NO.1118 四面
仙台徳洲看護専門学校
地域の災害訓練に積極参加
負傷者役・付き添い役で迫真の演技
仙台国際空港での訓練のひとこま。横たわるのが負傷者役を務めた学生
仙台徳洲看護専門学校は開校以来、災害看護に関する学習の一環として、さまざまな災害訓練に参加したり、特別講義を実施したりしている。災害看護は看護教育のカリキュラムのなかで、学習内容として従来と比べ強化されている分野のひとつだ。
今年度は地域避難所の運営方法の見学を目的とした茂庭台学区町内会連合会防災訓練や、負傷者役として仙台徳洲会病院の災害訓練、仙台市太白区多数傷病者対応訓練に加え、仙台国際空港航空機事故対処総合訓練に参加。また11月にはNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の経験豊富な隊員である.澤修平・四街道徳洲会病院(千葉県)看護師長による災害看護をテーマとした特別講義を開催した。
同校の鈴木美智子校長は「参加学生は1、2年生が中心で、日常と違う場所だったり、トリアージ(重症度選別)メイクをされたりして、最初は高揚気味でしたが、負傷者役・付き添い役の説明を受けた頃から自分たちの役割の大きさを理解し、真剣な表情に変わっていきました。訓練のどの場面でも迫真の演技をする学生たちを見て、教室での学生とまた違う面を見ることができ、頼もしく思えました」。
参加学生からは「いろいろな職種の対応、とくに看護師の行動の速さや情報共有の仕方がわかり、確認や報告が行われないとスムーズな対応ができないと思った」、「トリアージに必要な知識・判断・スピードを実感した」、「待たされる不安、看護師のひと言の安心感がわかった」、「黒タグ(治療対象外)の負傷者役でした。助けられないと判定された時の家族の気持ちもわかり、涙が出てきた」など、さまざまな感想が上がっていた。