徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)1月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1117 三面

『The New England Journal of Medicine 』
Popeye signの論文掲載
吉田・湘南鎌倉総合病院医師

「権威ある雑誌に掲載されたことを励みに日々精進します」と吉田医師 「権威ある雑誌に掲載されたことを励みに日々精進します」と吉田医師

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の吉田直記・外傷センター医師(後期研修医3年目)は、世界五大医学雑誌のひとつで200年以上の歴史を有する『The New England Journal of Medicine』の「IMAGES IN CLINICAL MEDICINE」のコーナーに論文が掲載された。内容はPopeye signの症例報告と画像。

Popeye signの写真は特徴ある所見を見事に捉えている Popeye signの写真は特徴ある所見を見事に捉えている

同サインは上腕二頭筋長頭腱(けん)が断裂した際に生じる力こぶのような所見が、アニメキャラクターのポパイに類似していることから名付けられたもの。吉田医師は「珍しい症例だったので、力こぶの大きさがわかるように、腕だけでなく身体の一部も見えるような構図にしました」と撮影時の工夫を説明、「写真のわかりやすさ、美しさが掲載の決め手になったのだと思います」と胸を張る。

土田芳彦・外傷センター長の下で日々、「貴重な症例を経験させていただいているおかげ」と感謝の意を示し、「当センターでは土田先生の指導の下、膨大な症例記録をすべて一貫管理しており、過去の症例も自由に閲覧できる恵まれた環境です。今後も学術的活動を継続し、日々の臨床に役立てていきたいです」と意欲的だ。

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