徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)1月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1117 一面

新春特別企画―徳洲会未来地図㊥
進む海外支援・国際化
アフリカ医療協力で新展開

徳洲会グループは“生命だけは平等だ”の理念の下、海外医療支援を積極的に展開。透析センターの開設支援を継続し、今年はアフリカのモザンビークに透析機器のメンテナンスセンターを開設する計画もある。タンザニアでは腎移植手術を予定。ジブチの病院開設支援も推進し、海外の患者さんを受け入れるメディカルツーリズムも拡大。さらに、南アフリカの現地病院と提携し、トラウマ(外傷)医療を学ぶ研修環境の整備計画も出ている。

タンザニアで初の腎移植手術を今春実施予定(写真は国立ドドマ大学医学部附属病院) タンザニアで初の腎移植手術を今春実施予定(写真は国立ドドマ大学医学部附属病院)

徳洲会グループはこれまでアフリカ15カ国、アジア5カ国で透析センターの開設をサポートしてきた。一般社団法人徳洲会のムワナタンブエ・ミランガ顧問(アフリカ担当)は「今年はケニアとリベリアでオープンの計画があります。国情が落ち着けばコンゴでも予定しています」と展望。新たな取り組みとして、モザンビークの透析センター内に、故障した透析機器を修理するメンテナンスセンターを設置する計画がある。タンザニアに関しては、これまで腎移植プロジェクトを推進し、研修の受け入れや現地での指導に取り組んできた。今春には国立ドドマ大学医学部附属病院で手術を予定。ジブチでは200床規模の病院開設プロジェクトに取り組んでいる。

「まだ計画段階ですが、南アフリカの医療機関の協力を得て、国内では経験することが困難な銃創など外傷医療を学ぶことができる研修環境の整備を進めています」と海外事業部の佐藤昌則部長。またロシアやモンゴル、その他アジア各国からは人材育成の協力依頼が舞い込むことも多いという。「ご縁があれば徳洲会の理念に基づいた人材育成を通じ世界の医療事情の向上に貢献していきたい」と意気軒高だ。

ベトナムから介護業務に携わる技能実習生を受け入れる計画も出ている。

1月中旬の訪中では北京大学医学部の学生らとも交流 1月中旬の訪中では北京大学医学部の学生らとも交流

メディカルツーリズムは、2015年度の受け入れ件数が約1万500件、16年度は1万6000件で、17年度もほぼ同数を見込む。国際医療支援室の渡部昌樹プロジェクトリーダーは「最近は健診・人間ドックよりも、がんなどを対象とした治療目的の患者さんが増えています。現在は主に中国からの患者さんが多いですが、今後は他国からの受け入れも推進し、通訳やコーディネート(受け入れ調整)などの質を高め、体制強化を図っていきたい」と意気込みを見せる。

直近では1月14~16日にかけて鈴木隆夫理事長らが訪中。中国では湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)が取り組むMRガイド下集束超音波治療(MRgFUS)装置による本態性振戦(自分の意志と関係なく身体の一部が細かく震える疾患)治療に対し一定のニーズがあるという。中国の患者さんに同院で治療を受けてもらうため、現地医療機関との連携体制の構築が訪中の狙いだ。また、北京大学医学部で学んでいる日本からの留学生28人と交流を図った。

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