徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)1月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1117 四面

宇治徳洲会病院
摂食嚥下チーム
多職種で総合力

摂食嚥下チームには多職種が参加 摂食嚥下チームには多職種が参加

宇治徳洲会病院(京都府)の摂食嚥下(えんげ)チームは多職種が参加することで、総合力を発揮している。対象は食物を咀嚼(そしゃく)できない、飲み込めない、食事の時にむせる、時間がかかるといった症状の患者さんだ。チームのメンバーは丸山立憲総長を顧問とし、摂食・嚥下障害看護認定看護師、歯科医師、胃瘻(いろう)造設担当内科医師、歯科衛生士、言語聴覚士、管理栄養士で構成。

同院は患者さんの入院時に病棟看護師が摂食嚥下障害アセスメントスコアを用いてスクリーニングを行う。結果は電子カルテで共有、評点が高い患者さんが嚥下回診の対象者となる。回診では認定看護師、歯科医師、歯科衛生士が嚥下障害や口腔(こうくう)機能障害をもつ患者さんの下に赴き、各職種の視点から口腔内観察や嚥下機能評価、口腔ケアを行い、病棟スタッフに注意点や手技を伝達する。

また、必要に応じて嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査を行う。現在、年間約100件の実績がある。検査結果は主治医や関連職種に伝達し活用。

また、ほぼ全例に行う胃瘻造設前の嚥下内視鏡検査や、NST(ノンストレステスト)への参加による栄養状態、摂食嚥下や口腔機能に関する情報交換などを行っている。

チーム発足の2013年当初は、摂食嚥下障害や口腔ケアに対する認識が十分でないことから、病棟や関係職種に対する啓発・教育活動、ケア用品の調整などから開始。「とりわけ認定看護師の苦労、活躍は特筆すべきです」と林裕一事務次長。

入院時のスクリーニングも当初は30%程度だったが、現在は95%程度まで浸透し、外来でも嚥下内視鏡検査の紹介は増加傾向にある。今後のチームの目標は院内の誤嚥(ごえん)性肺炎の発症や窒息事故の予防にとどまらず、転院後や退院後の在宅医療にシームレスに引き継げるようにすることだ。

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