2021年(令和3年)3月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1279 二面
ひな祭りのお茶会楽しむ ──特養逗子杜の郷
ひな人形セットがずらりと並ぶ会場でお茶会
特別養護老人ホーム(特養)逗子杜の郷(神奈川県)は3月2日から3日間、ひな祭りのお茶会を開いた。月1回、ふだんの食事にプラスして特別な料理を楽しむ「食レク」の一環。もともとショートステイで始めたが、好評だったため、すべての利用者さんに広げた。
玄関ロビーには、利用者さんの家族などから寄贈されたひな人形飾りが計9セット並べられ、その前にテーブルを出し、特設会場を設置した。お茶会用のスイーツや軽食はすべて職員の手づくり。約100人の利用者さんを少人数のグループに分け、3日間で午前と午後に時間を区切り実施した。
田邉笑美子施設長は「当施設は利用者さんの笑顔を絶やさないことがモットー。コロナ禍でも季節に合わせたふだんの生活を送っていただきたいと考え、毎年恒例のお茶会を開き、利用者さんにも喜んでいただきました」と笑顔を浮かべた。