2021年(令和3年)3月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1279 四面
キッチンカーで食事提供
できたての食事を受け取り笑顔のスタッフ
武蔵野徳洲会病院は新型コロナなどへの対応に奮闘する職員への福利厚生の一環として、キッチンカーによる昼食の提供を行った。一般社団法人東京都病院協会と有志が取り組む「キッチンカー for ホスピタルズ」プロジェクトを利用。同プロジェクトでは、大きな重圧のなかで使命感をもって従事する医療関係者に温かく美味しい食事を提供するため、キッチンカーの派遣を行っている。派遣を希望する病院は100食までは無料で利用でき、それ以上は有料となる。
あらかじめ部署ごとに希望者を調査し、2月2日に220食分を提供(職員は無料で利用)。帯広豚丼、北海丼、オムライス(プレーン、ハンバーグ、ハーブソーセージ)が用意された。北海丼を選んだ阪本敏久院長は「つくってくれた方々に感謝しながら食べたいと思います。午後からの仕事も頑張れそうです」と笑顔。
オムライスを頼んだ他の職員からも「これまではプライベートでもキッチンカーを利用したことはありませんでした。今回、病院に派遣されることを知り、利用してみました。期待以上の美味しさでした」と好評だった。同院は昨年11月からコロナ専用病床4床を運用している。