2021年(令和3年)1月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1270 三面
看護師の特定行為研修
2期生19人修了 南部病院
南部徳洲会病院(沖縄県)は看護師の特定行為研修を2期生19人が修了した。研修区分は「在宅・慢性期領域パッケージ」で、同パッケージは全国で同院を含む4施設のみが実施(2019年10月開始時点)。
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厚生労働省は19年5月に省令改正を行い、看護師特定行為研修の「パッケージ化」を開始した。パッケージ研修とは研修区分を集約したもので、特定行為研修をより効果的に実施するのが目的。
「在宅・慢性期領域パッケージ」は「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」、「ろう孔管理関連」、「創傷管理関連」、「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の4区分を組み合わせたもの。ほかに「外科術後病棟管理領域」、「術中麻酔管理領域」、「救急領域」、「外科系基本領域」、「集中治療領域」の計6パッケージある。
2期生は南部病院、中部徳洲会病院(沖縄県)、石垣島徳洲会病院(同)、沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)、地域のクリニックから19人が受講した。研修は新型コロナウイルス感染症の影響により、集合演習などのスケジュール変更を余儀なくされたが、それでも研修生は助け合い、日程調整を図りながら研修を進めた。
離島病院から研修生が参加したこともあり、指導医として石垣島病院の池原康一院長、沖永良部病院の玉榮剛院長も協力。研修担当である南部病院の中村啓介・看護師長は「各離島で初の特定看護師を誕生させることができうれしいです。研修で学んだことを生かし、離島医療、在宅医療に貢献していただければと思います」と期待を寄せる。
同院の特定行為研修修了生は計17人となり、学んだ臨床推論と判断力を用いて看護実践につなげている。3期生の研修は4月に開始する予定。現在、徳洲会グループ8病院が指定研修機関の申請を行っている。