徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)1月11日 月曜日 徳洲新聞 NO.1269 二面

ARA講演会 リハビリの質向上へ
名瀬病院など オンラインで開催

名瀬徳洲会病院(鹿児島県)などは第7回ARA講演会を開いた。新型コロナの影響により完全オンライン形式で実施。
ARA講演会はAmami Rehabilitation Allianceの略で、奄美大島のリハビリテーションの質向上を目的とした勉強会。名瀬病院の診療をサポートする湘南厚木病院(神奈川県)の高橋邦丕顧問(脳神経内科医師)が世話人を務め、奄美大島にある名瀬病院、笠利病院、瀬戸内徳洲会病院の各リハビリテーション科スタッフが運営の中心的な役割を担っている。

従来は名瀬病院に集まるスタイルだったが、今回は事前に録画した講演の動画データを、WEB上の動画共有サービスに約2週間アップロードし、その間、いつでも視聴できるスタイルとした。

講師は信州大学大学院の藤原孝之・総合工学系研究科特任教授で、テーマは「医療関連職とリサーチマインド~臨床研究のすすめ~」。

藤原・特任教授は自身の経験を交えながら臨床研究の重要性を強調。基本的なポイントを解説しながら、とくに〝リサーチマインド〟の大切さを指摘した。

離島のみならず全国視聴

前回は島内のリハビリセラピストら約50人が参加したが、今回は全国の徳洲会グループリハビリ部門に案内し、視聴回数は200回を超えた。名瀬病院の興裕之リハビリテーション科副室長(理学療法士)は「顧問の高橋先生の計らいで、いつもより多くの方に受講いただくことができて良かったです」と目を細めていた。

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