2020年(令和2年)10月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1259 三面
村上・湘南鎌倉病院副主任
日本心エコー図学会 認定専門技師に合格
徳洲会グループで2人目
「病院内外で後進育成にも力を」と村上副主任
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の村上結香・検査部副主任(臨床検査技師)は、日本心エコー図学会認定専門技師に合格した。これは心臓・血管分野の超音波医学の進歩発展に即して、同学会がこの分野の優れた技能を有する専門技師を認定する資格。徳洲会グループでは2人目。受験資格として①8年以上の心エコー図検査実務経験を有すること、②専門的検査経験を50例以上有すること――など実務経験が必要だ。
試験は1次から3次まであり、レポート提出、筆記試験、面接と多岐にわたる。2年前にも受験経験があり、その際は1次試験で不合格となった。「指摘内容をふまえ、院内の所見レポート用フォーマットを変更しました。この受験をきっかけに院内の体制も改善できたと思います」と振り返る。
2回目の挑戦で合格した村上副主任は「心エコー検査に従事するようになり、この資格を目指していたので嬉しいです」と笑顔。「心エコー検査を正しく行い、臨床側の求める内容を正確に報告すること、さらに検査時の急変対応なども、これまでどおり、しっかり行っていきます。今後も一例一例を大切にしながら、病院内外で後進の育成にも力を入れていきたいです」と意気軒高だ。