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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1227 三面

和泉医療センター 顔の見える関係構築に力
地域がん診療連携拠点病院と
地域医療支援病院指定目指す

幅広いニーズに応えられる体制づくりを推進します」と古賀課長(左)、木下副主任「幅広いニーズに応えられる体制づくりを推進します」と古賀課長(左)、木下副主任

和泉市立総合医療センター(大阪府)は2018年4月の新築移転にともない常勤医師と診療科目が大幅に増加、中核病院として地域医療の充実・発展に尽くしている。

同センターは移転前から広報・マーケティング活動を強化。17年12月から地域の診療所などへの訪問活動を繰り返し、移転翌月から各診療科の医師と地域連携センターのスタッフが、地域の診療所に直接出向き、顔の見える関係の構築に注力。医事課の古賀栄司課長は「診療所の先生方からは『安心して患者さんを紹介できる』と言っていただいています」とアピールする。

地域医療連携推進の会の様子(19年11月)地域医療連携推進の会の様子(19年11月)

さらに近隣医師会の会員を対象に「地域医療連携推進の会」を開催し病診連携を強化。17年4月に初開催して以降、18年7月、19年11月にも開いた。地域連携センターの木下由貴副主任は「移転後は院内の講堂で開催できるようになりました。今後も定期的に続けていきたい」と意欲的だ。

21年度に地域がん診療連携拠点病院、22年度に地域医療支援病院の指定を受けることを目指し取り組みを進める計画。がん登録は年々増加しており、今後も幅広いニーズに応えられる体制づくりを推進していく。

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