徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1227 一面

鹿児島病院
2021年10月の新築移転に向け地鎮祭
救急医療強化やリハビリ充実など図る

医療法人徳洲会(医徳)は3月8日、鹿児島徳洲会病院(310床)の新築移転に向け地鎮祭を挙行した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、規模を縮小しての開催となった。発注者である医徳の鈴木隆夫理事長に加え、鹿児島病院や設計会社、施工会社の関係者のみが出席。快晴の下、工事期間中の無事と安全を祈った。

「地域に愛される病院」へ

新病院の完成予想図新病院の完成予想図
地鎮祭後に関係者が集まり記念撮影地鎮祭後に関係者が集まり記念撮影
神事の苅初の儀を行う鈴木理事長神事の苅初の儀を行う鈴木理事長

現病院は1987年4月竣工、築32年が経過し老朽化が目立つようになり、建て替えることになった。新築移転場所は、現病院から直線距離で約8㎞離れた鹿児島市南栄で、地上8階建、敷地面積は約1万8818㎡、延べ床面積は約2万8413㎡、竣工は2021年10月を予定。12月に新病院での診療を開始する計画だ。

新病院の基本方針は①離島・へき地医療の基幹病院、②救急・災害医療、③リハビリテーションの充実、④SIMPLE(動線に配慮)、⑤FLEXIBILITY(将来を見据えて)――の5つを挙げている。新病院は災害拠点病院に準じた機能を有する設備を計画、在宅復帰機能訓練室や屋外リハビリテーションも設ける。

デザインは「和テイスト」、「鹿児島らしさ」が基本コンセプト。外観は「薩摩の杜で育む」をテーマに、緑豊かな温かみのあるデザイン。メインエントランスは薩摩切子をモチーフとしたダブルスキン(建物外壁の一部または全面をガラスで覆う建築手法)を採用。内観は照明やインテリアなどを用い、和テイストを演出する。

地鎮祭は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、規模を縮小して開催。神事の後、直会(なおらい)に代えて挨拶の時間を設けた。はじめに発注者として鈴木理事長は「鹿児島病院は開設当時から苦難の連続でしたが、いよいよ新築移転に向け動き出し、嬉しさでいっぱいです。これも病院職員の皆さんが頑張ってきたからこそだと思います」とねぎらった。

「地域の方々の生命と生活を守る病院に」と鈴木理事長「地域の方々の生命と生活を守る病院に」と鈴木理事長
「救急、リハビリ、離島・へき地医療に力を入れていきたい」と池田院長「救急、リハビリ、離島・へき地医療に力を入れていきたい」と池田院長

さらに「今、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、鹿児島病院は地域の方々の命を守り、生活を守るべく、大きく成長してくれることを期待しています。そのためには関係者の皆様方のご指導ご鞭撻(べんたつ)が必要です」と協力を呼びかけた。

次に鹿児島病院の池田佳広院長は「建物の老朽化が進み、患者さんのためにもだいぶ前から新築移転を考えていましたが、ようやく地鎮祭を迎えることができました。これから設計業者、施工業者、そして当院が三位一体、ワンチームとなり、新築移転に向けて頑張ります」と決意表明。

「竣工までしっかり対応していきます」と誓う前田常務「竣工までしっかり対応していきます」と誓う前田常務
「無事故・無災害で建築工事を進めます」と櫻野社長「無事故・無災害で建築工事を進めます」と櫻野社長

新築移転先での役割にも触れ、「新病院が建つ谷山地域には大きな病院はひとつしかなく、そこで受け入れることのできなかった救急車は、鹿児島市の中心部まで行かなくてはいけません。新築移転後は、地域の救急ニーズにしっかりと応えると同時に、リハビリテーション、離島・へき地医療にもより力を入れていきます」とアピールした。

続いて設計業者として梓設計九州支社の前田隆・常務取締役兼執行役員支社長は「九州・沖縄地区では大隅鹿屋病院、中部徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院に続き設計を担当し、心引き締まる思いです。設計においては、病院機能はもちろんBCP(事業継続計画)対応、新病院の基本方針を念頭に進めてきました。この先、竣工までしっかり対応していきます」と誓った。

最後に施工業者として熊谷組の櫻野泰則社長は「徳洲会グループとは40年近いお付き合いになり、全国各地で多くの病院、施設の建築を施工させていただきました。鹿児島病院は、より地域に密着した病院を目指すということで、病院の思い、地域の方々の思いをしっかりと受け止め、無事故・無災害で建築工事を進めます」と表明。

締めに出席者で記念撮影を行った。

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