徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1226 四面

教えてドクター 内痔核(イボ痔)の治療

服部政治 中部徳洲会病院(沖縄県)疼痛治療科 統括部長 泉 浩
近江草津徳洲会病院(滋賀県)
副院長

「排便後に肛門から飛び出るものがあります」(50歳・男性)

お答えします。

A 内痔核と考えられます。内痔核は粘膜側にできたイボ痔のことで、うっ血した静脈叢(じょうみゃくそう)がふくらんだものです。初期は出血(進行度Ⅰ度)、進行すると排便時などに痔核組織が脱出し自然に戻るⅡ度、指で押さないと戻らないⅢ度、飛び出たままのⅣ度に悪化します。

原因は過度の怒責(きばること)や長時間の座位など生活習慣。治療について初期は座薬などで出血や腫れを抑え、Ⅲ、Ⅳ度は痔核組織を硬化縮小させる硬化療法(ALTA療法)が有効です。症例により手術を選択することがあります。

内痔核の自覚があっても出血が継続する場合、年齢が若くなければ、がんを疑い下部内視鏡検査を受ける必要がありますので、医療機関の受診をおすすめします。

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