徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)2月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1224 二面

社徳が訪看ST所長会議 質評価の時代到来へ
齋藤・日看協副会長ら講演

「人と場をつなぐのが訪問看護師」と齋藤副会長「人と場をつなぐのが訪問看護師」と齋藤副会長

一般社団法人徳洲会(社徳)は2月1日、第2回訪問看護ステーション(訪看ST)所長会議を開催した。徳洲会グループは地域包括ケアシステムの一角を担う訪看STの開設・運営に力を入れている。同会議はグループの訪看ST所長を対象に、連携強化や課題の明確化、計画立案などを行うのが目的。

冒頭、社徳の遊佐千鶴・常務理事が「訪看STの数を増やしていくと同時に、人材育成にも力を入れていきます」と方針を語った。

この後、ゲスト講師として日本看護協会の齋藤訓子副会長が「地域包括ケアと看護をめぐる現状と課題」をテーマに講演。はじめに、今後求められていくのは「訪問看護の質」と強調。「質の評価指標は開発が進んでいますが、あまり使われていません。しかし、いずれ訪問看護でも質評価の時代が来ます」と見とおしを示した。

「訪問看護師は在宅療養の伴走者」と小林所長「訪問看護師は在宅療養の伴走者」と小林所長

また、これからのキーワードとして「つないでいく」を挙げた。「今後は地域を丸ごとみていく必要がありますが、在宅医療は訪問診療・看護・介護のそれぞれがないと成り立ちません。各医療資源や地域に点在する看護師をつなぐのが得意なのは、訪問看護師たちなのです」と呼びかけた。人口構造の変化や社会保障の課題など訪看STの運営にかかわるトピックスも解説した。

次いで、かわさき訪看STの小林千代子所長が「訪看STの実際 ステーションの経営・運営の工夫」をテーマに講演。同STは日本で唯一の市単位の看護協会立の訪看STのひとつ。経営の安定に必要なこととして、継続して働ける職場づくり、やる気の尊重、適材適所、業務・役割分担、地域の医療機関との良好な関係構築――などを挙げた。

続けて複数の事例を列挙し、利用者さんや家族へのアプローチ方法や経過を紹介、「訪問看護は在宅療養の“伴走者”です」と、利用者さんと家族に寄り添う姿勢の大切さを訴えた。

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