徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)2月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1224 一面

新型コロナ対策 帰国者・接触者外来設置
相談センターで対応開始

「今後も手洗いなど予防をしっかり」と佐藤部会長「今後も手洗いなど予防をしっかり」と佐藤部会長

新型コロナウイルスの感染が国内外で拡大するなか、各都道府県は「帰国者・接触者相談センター」を設置した。同センターは各都道府県の保健所などが運営し、中国・武漢市を含む湖北省、浙江省からの帰国者や、感染者に接触した方、原因不明の感染症で集中治療を要する方に加え、新型コロナ感染者と似た症状を訴える方からの相談を受ける。

厚生労働省が公表している相談の目安は、①風邪症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く、②強いだるさ(倦怠(けんたい)感)や息苦しさ(呼吸困難)がある――を列挙。なお①高齢者、②糖尿病、心疾患、呼吸器疾患(COPD=慢性閉塞性肺疾患)の基礎疾患がある方や透析を受けている方、③免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方――は重症化しやすいため、症状が2日程度続く場合には相談する(妊婦も同様)。

相談者のうち新型コロナ感染が疑わしい方は「帰国者・接触者外来」を設ける医療機関を受診するよう指示。そうでない方には一般医療機関の受診を促す。同外来では咽頭、喀痰(かくたん)、血液などから検体を採取し、新型コロナ遺伝子の有無を確認。検査結果は平均6時間程度で判明する。

徳洲会感染管理部会の佐藤守彦部会長(湘南鎌倉総合病院感染対策室部長)は「同センターは新型肺炎が疑わしい方が病院に殺到しないように、保健所がフィルターをかける仕組みで、同外来は診断を付けることが目的です」と説明。全国の徳洲会病院でも同外来を設けている病院があるが、非公表となっている。

陽性であれば、第一種または第二種感染症指定医療機関に搬送、その搬送先は保健所が手配する。ただし「現在、横浜港のクルーズ船をはじめ各地で広がる感染により、同医療機関が対応できない可能性があります」と警鐘を鳴らす。

さらに「新型肺炎の収束の見込みはまだわかりません。今後も人混みに出ない、手洗いやうがいをするなど、しっかり予防に努めるしかありません」と語気を強める。

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