徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)10月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1206 三面

乳がん標準治療を解説 佐藤・東京西病院副院長

参加者からの質問に答える佐藤副院長(左) 参加者からの質問に答える佐藤副院長(左)

東京西徳洲会病院の佐藤一彦副院長兼包括的がん診療センター長は、都内で開かれたNPO法人ブーゲンビリア主催の「第85回スペシャルジョイント学習会」で講演した。同法人は乳がんと女性特有がんの体験者を中心に、「がんになっても自分らしく活躍できる」ように患者さんを支援する団体。東京都立川市に拠点を構え活動している。

同院は、隣接する昭島市に位置することから、これまでも佐藤副院長を中心に協力し合い、情報交換や勉強会などを通じ、女性の健康増進や医療に関する正しい知識の普及に努めてきた。

佐藤副院長は「乳がん標準治療&加速乳房部分照射法」と題し、前半は「標準治療」の定義や意味を解説。解釈によって意味合いが異なってくる日本語の難しさを指摘しつつ、「時々、標準治療という言葉に対し“平均的な治療”と捉え、あまり良くないイメージを抱かれるケースがありますが、標準治療は一定の基準を満たした治療。私たち医療者は良い意味として使用しています」と説明した。

そのうえで乳がんの標準治療に言及。一定の基準を満たすための根拠に対する医療界での評価や考え方などを示した。

後半は加速乳房部分照射法(がん切除後に、がんが存在していた周囲にのみ放射線を当てる治療)を解説。世界の動向や自院で行っている小線源を用いた乳房部分照射などを紹介した。佐藤副院長は「私たちはつねに患者さんファーストで取り組んでいくことを約束します」と締めくくった。

この後、もうひとりの外部講師として亀田総合病院の福間英祐・乳腺科主任部長が「乳がんに対する凍結療法」と題し講演。最後に両講師が参加者からの質問に答え閉会した。

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