徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)6月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1189 三面

湘南藤沢&湘南鎌倉病院
台北医大のシンポへ参加
MRgFUSテーマに招待講演

台湾で講演をした伊藤部長(前列左から2人目)と山本医長 台湾で講演をした伊藤部長(前列左から2人目)と山本医長

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の伊藤恒・神経内科部長と湘南鎌倉総合病院(同)の山本一徹・脳神経外科医長は4月20日、台湾で開催された台北医学大学主催のMRガイド下集束超音波治療(MRgFUS)に関するシンポジウムに演者として招聘(しょうへい)された。

伊藤部長は、台湾で初めてMRgFUS治療機器を導入した秀傳記念医院の頼慧津マネージャー (看護師)と国際学会を通じ交流を始め、患者さんの紹介などで連携に努めてきた。このたび台湾で2台目となるMRgFUSが台北医学大学に導入されるにあたり、MRgFUSのシンポジウムで特別講演を行うことになった。

伊藤部長はMRgFUSの総論と本態性振戦、パーキンソン病に対する過去の報告をレビューするとともに、湘南藤沢病院で治療した症例の長期経過を報告。山本医長は治療を成功させるための実践的なポイントや陥りやすい落とし穴などを解説した。参加者からは有害事象とその発生メカニズム、SDR(頭蓋骨密度比)が低い症例への対応など質問が相次ぎ、MRgFUSに対する期待と熱意が感じられた。

伊藤部長は「丁寧に人間関係を築くことが国を越えての医療連携につながります。今後もさらなる連携の強化を図っていきたいと思います」と積極的だ。

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