2019年（令和元年）6月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1189 三面
運転従事者へ医療講演
―湘南厚木病院
90人ほどのトラックドライバーが研修会に参加
湘南厚木病院（神奈川県）は地元の運輸会社から依頼を受け、社内研修会に医療講演の講師を派遣した。物流の担い手であるトラックドライバーは不規則な生活・勤務形態になりやすい。そうした生活が長期間に及ぶと生活習慣病を引き起こし、重大事故につながる恐れのある脳血管疾患や心疾患などの発症リスクが高まる。同社は従業員に健康管理を促すため今回の研修会を企画。
研修会は土曜日の午後７時に開始、約90人に上るトラックドライバーが参加した。同院総務課の岩壁秀夫副主任がバス健診や人間ドック、外来の診療体制など案内。栄養室の林慎一郎主任（管理栄養士）が講師を務めた医療講演では、生活習慣病予防のための食事内容や食生活で気を付けることなどを講義した。
同院は今後も積極的に地域に出向き、健康管理に資する情報発信に努めながら、患者さんから選ばれる病院づくりに取り組んでいく。
