徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)8月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1146 四面

お皿の上の健康
さっぱりスタミナ料理
夏の疲労回復に

Recipe31 ウナギのスダチ寿司

暑い時期には冷たいそうめんやうどんなどが食卓に上りがち。これら糖質の多いメニューばかり食べていると、乳酸がたまり、体が疲れやすくなります。そんな時は、糖質代謝に必要なビタミンB1を多く含むウナギを一緒に食べるのがお勧め。ビタミンB1は食べたものを効率よくエネルギーに変えるのにも役立ちます。

スダチに含まれるクエン酸は疲労回復に効果があります。また、ミョウガの香り成分であるα-ピネンは血液の循環を改善する働きがあり、食欲増進、夏バテ予防に有用です。

材料(1人分)

ウナギの蒲焼… 1/2尾
米…………… 1杯分(200g)
だし昆布…… 1枚
レンコン…… 1/2個
ミョウガ……… 1個
卵……… 1個
白ゴマ… 適量
スダチ… 1~2個(お好みで)
塩……… 適量
サラダ油… 適量

つくり方

Step.1 米は、だし昆布と一緒に炊いておく。ウナギの蒲焼は短冊状に切り電子レンジで温める。レンコンは皮をむきイチョウ切りにし、5分ほど酢水にさらしてアクを抜く。ミョウガは千切りにする。スダチは半分に切る。

Step.2 フライパンに油を熱し水気をよく切ったレンコンを1分ほど炒める。塩をひとつまみ振り、軽く混ぜ合わせたら皿にあけておく。

Step.3 同じフライパンにサラダ油を足し薄焼き卵をつくる(少し小麦粉を入れると破れにくい)。3つに折り1~2mm幅に切り錦糸卵にする。

Step.4 炊き上がったご飯にレンコン、ミョウガ、白ゴマ、塩をひとつまみ入れて混ぜ合わせる。器に盛り付け、錦糸卵、ウナギを載せスダチを絞って完成。

1pointアドバイス

野崎徳洲会病院(大阪府)栄養科の左から宮城祐介調理師、佐野結衣子・管理栄養士 野崎徳洲会病院(大阪府)栄養科の左から宮城祐介調理師、佐野結衣子・管理栄養士

ウナギの蒲焼は手軽に電子レンジで温めても良いですが、ひと手間加えると、さらにおいしさアップ。蒲焼をバットに入れ熱湯をかけ、ザルに上げてペーパーで水気を拭き取ります。フライパンに多めの油を熱し、強火で蒲焼の身のほうから先に1分、次に皮目を30秒揚げ焼きにして油をよく切れば、カリッと香ばしい仕上がりに。最後にタレを塗れば味もしっかりします。

写真のようにレンコンやミョウガを使い、きれいに盛り付ければ、より涼しげな一品になります。スダチだけで酸味が物足りない場合、市販のスダチ酢を足してもOKです。少し食べてから、冷たいお茶を入れ、お好みでわさびを加えると、違った美味しさも楽しめます。

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